高野切 第一種 紀貫之の和歌 「ことしより
高野切 第一種 紀貫之の和歌 「ことしより はるしりそむるさくらばな ちるてふこと...高野切 第一種 紀貫之の和歌 「ことしより はるしりそむるさくらばな ちるてふことは ならはさらなん」の意味を教えてください。 ことしより はるしりそむるさくらばな ちるてふことは ならはさらなん
【書き直し】
今年より春知り初むる桜花散るてふことは習はざらなん
【大意】
今年から春を知り始める(花が咲き始める)桜の花は(他の桜のように)散るということを習わないで(真似しないで)ほしい。
【語注】○ちるてふ=「ちるといふ」の訛。 ○ざらなん=「ざら」は打ち消しの助動詞「ず」の未然形、「なん」は願望・誂えの終助詞。「…ないでほしい」。早速のご解答、ありがとうございました。 紀貫之の桜花への思いを 心に置きながら、すっきりした気分で お習字の練習に励めます。 よかった~。